名医の太鼓判「名医が教える健康効果があがる料理ベスト10」のなかから、8位のトンカツについて、名医が教えてくれたレシピをご紹介します。
目次
放送日時・概要
TBSテレビ
4/29 (月) 19:00 ~ 22:00
名医のTHE太鼓判!【名医が教える健康料理ベスト10】
出演者
・MC:渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
・レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
・ゲスト:小倉久寛、クロちゃん、くわばたりえ、関根麻里、瀬戸利樹、中山忍、村上弘明、村上都、山田親太朗
・教えてくれた先生方
医師 :大竹真一郎、大谷義夫、川村優希、丸田佳奈、森田豊
管理栄養士:赤石定典、伯母直美
料理研究家:水島弘史
家事テクニック:家事えもん
肝臓が若返る「ポークペプチド」
豚肉には、肝機能を若返らせる「ポークペプチド」という栄養素が含まれています。
これは豚にしかない栄養素です。
この「ポークペプチド」が肝臓の働きを活発にしてくれるのですが、単に豚肉を食べただけでは量が少なく、効果を発揮できません。
「キウイ」と合わせることで「ポークペプチド」を増やすことができます。
キウイの「アクチニジン」
キウイにだけ含まれているたんぱく質分解酵素「アクチニジン」という成分が、たんぱく質をほぐすので、豚肉をキウイにつけると肉は柔らかくなります。
また豚肉内のポークペプチドの量を大量に増やす働きもあります。
肝臓が若返る「トンカツ」
豚肉の「ポークペプチド」とキウイの「アクチニジン」で作る肝臓に良いおすすめ料理は「トンカツ」です。
トンカツは衣があるので、ポークペプチドが肉汁で流出するのを防ぐことができます。
肝臓が若返る美味しい「トンカツ」の作り方
①キウイをすりおろす
②トンカツ用のお肉と①をビニール袋に入れて揉み込み、2~3時間漬け置きする
③②の肉を使ってトンカツを作る。小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつける
④鍋に油を入れ、火をつける前に③の肉を入れ、弱火をつける
⑤油を60℃前後に保ちながら7分揚げ、裏返して2分揚げる
⑥肉に火が通ったら一旦油からだす
⑦油を200℃にして、⑥の肉を片面30秒~1分揚げ、2度揚げする
お肉はいきなり高温で揚げると縮んで固くなってしまいます。
60℃~65℃くらいでたんぱく質は固まります。
ゆっくり揚げることが柔らかくするコツです。
また、一度火が通れば大きく縮むことはないので、最後は高温でサクサクに仕上げます。
2度揚げすると、油切れもよくなります。
おすすめソース
大根おろし、すりおろしたキウイ、ポン酢を混ぜたソースがおすすめです。
大根は肝臓の解毒作用、酢は代謝を活発にするため、キウイと合わせるとさらに健康効果が期待できます。
なお、1日の摂取量は豚ロース1枚(約120g)だそうです。
名医が教える健康効果があがる料理ベスト10
名医が教えてくれた健康料理のランキング結果です。
「肝臓が若返る「トンカツ」」は8位でした。
第1位:全世代に効果発揮!スーパー健康食「スペアリブの生姜焼き」
第2位:血管が若返る「ニンタマス味噌汁」
第3位:中性脂肪が超激減「ラム肉餃子」
第4位:痩せる「大豆粉の唐揚げ」
第6位:お通じ改善「納豆ハンバーグ」
第7位:頭がよくなる「トマトカレー」
第8位:肝臓が若返る「キウイ+トンカツ」
第10位:脂肪のサビを落とす「お茶しゃぶしゃぶ」
こちらの記事もあります。
・キウイの栄養と健康効果!おすすめ食べ合わせ食材・選び方や保存|林修の今でしょ講座
・太りにくい揚げ物ランキング!一緒に食べるといい食材は?この差って何ですか?
トンカツを肝臓によい料理にできるなんて、これなら罪悪感なく食べられそうです(^^;
また、トンカツの揚げ方はお肉を揚げるときに使えるテクニックなので、覚えておくといいかもしれませんね。
最後までお読みくださりありがとうございました。