老眼改善!モノビジョン法とは?白内障の最新手術は20分!名医の太鼓判

名医の太鼓判 健康

 

40代、50代、まだまだ若いと思いがちですが、なんだか近くが見辛くなって気づくと老眼に・・・。

今回の名医のTHE太鼓判では、なぜ老眼になってしまうのか、老眼に関する疑問点や対応法、老眼に関連する白内障とその最新治療について紹介されました。

 

 

放送日時・概要

TBSテレビ
3月4日(月) 19:00~20:00
名医のTHE太鼓判!
最新!認知症&老眼改善!?SP
最新!今なら治せる認知症と老眼スペシャル
・認知症と歯の関係…新常識!歯と脳は繋がっている
・ダイアモンド☆ユカイが認知症セミナー体験入学!
・布川敏和が老眼をなおすレンズを試す

出演者

MC:渡部 建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:高畑敦子、ダイヤモンド✡ユカイ、布川敏和、浅香唯、稲村亜美
医師:森田豊、丸田佳奈、大竹真一郎、朝田隆、荒井宏幸、松原英多、長谷川嘉哉

 

老眼のキホン

・若い頃は柔らかかった水晶体が年齢を重ねるうちに、硬くなってしまいます。

・このため、近くにピントが合いづらくなり、老眼となります。

・平均的に45歳前後から始まります。

・ほぼ全員が老眼になります。

・また、老眼になった人は、ほぼ100%白内障にもなります。

 

老眼に関する疑問

老眼に関する3大疑問について、荒井医師が回答してくれました。

Q1.老眼鏡の使用で老眼は進行しないのでしょうか?

A1.老眼鏡を使用してもしなくても、老眼の進行に影響はありません。

どの人も同じくらいのスピードで進みます。

ただし、見えづらいにもかかわらず、老眼鏡をかけないでいると、目に負担がかかるため、眼精疲労の原因となることがあります。

 

Q2.老眼が進行するとどうなるのでしょうか?

A2.老眼は10年進行すると、大体止まります。

その間、老眼鏡の度数を2~3回変えることになります。

 

Q3.市販されている老眼が改善する本は、どれくらい効果があるのでしょうか?

A3.これらの本に書かれている内容は、いわゆる民間療法であり、医学的な根拠はないそうです。

試した人のうち何人かは、少しピントの筋肉が反応して、良くなった感じがあるかもしれません。

興味があれば試してみるのは構わないといったレベルとのことでした。

 

老眼改善!モノビジョン法とは?

主にコンタクトレンズを使用して左右のピントを調整し、老眼を克服する方法です。

片方の目には、遠くにピントのあうコンタクトレンズを、もう一方の目には、近くにピントを合わせたコンタクトレンズを装着します。

脳は、網膜に映った映像を判断し、遠くをみたいときは遠くにあった映像を、近くをみたいときは近くに合った映像を自動的に選択するそうです。

この脳の仕組みを活用した方法がモノビジョン法となります。

モノビジョン法を試した結果

スタジオでは、35歳頃から老眼に悩む元シブがき隊の布川敏和さんが、モノビジョン法を試しました。

布川さんの近方視力を計測すると、0.4~0.5程度でした。

これは新聞の文字を読むのも困難なレベルです。

一方で布川さんは、近視ではないため、遠くは良く見えるそうです。

そこで、片目だけに近くにピントの合うコンタクトレンズを装着しました。

そうしたところ、近方視力は0.9へと改善しました。

もちろん、初めてコンタクトレンズを使用したため、違和感は否めず、脳が混乱している状況だったようです。

荒井医師曰く、「脳が受け入れてくれるようになれば、かなり便利です。」とのことでした。

 

 

100%白内障!?

老眼の進行は10年でストップすることや、モノビジョン法により改善されることがわかりました。

それでも安心とは、いかないようです。

水晶体が硬くなってしまうと、同時に白くなってきますが、それが白内障だというのです。

老眼になってしまうと、ほぼ100%白内障になってしまうのだそうです。

加齢性白内障の人の割合は、40代で約30%、50代は約45%、60代 70%、70代90%、80代で約100%となっています。

通常の白内障の症状は、視界全体に白い「もや」が、かかっているような状態に見えます。

さらに症状が進行すると景色が二重三重に見えてしまうようになるそうです。

このため、白内障の人の交通事故のリスクは、正常な人との比較で約2.5倍となっているそうです。

 

白内障の最新手術

白内障を直すには、目の手術が必要です。

ちょっとした異物が入るだけでも痛い目です。

手術ともなるとどれほど痛いのかと想像してしまいますが、白内障の最新手術はほとんど痛みがないようで、日帰り手術も可能となっているようです。

 

<白内障の最新手術の手順>

(1)レーザー照射機で硬くなった水晶体を細かく砕きます。

(2)砕いた水晶体を吸引機で吸い取ります。

(3)水晶体のあった部分に人工レンズを入れ、最後にレンズの位置を調整して終了です。

 

たった約20分で完了します。

この手術により、白内障だけでなく、老眼も直すことができるようになっています。

また、日帰り手術ということもあり、利用者が増加中とのことでした。

この手術を利用した芸能人のモト冬樹さんの例が紹介されていましたが、その視力は施術前わずかに0.01でしたが、術後は1.2までに回復していました。

もちろん、非常に受けやすい治療ではありますが、それでも手術であるため、利用にあたっては、医師にしっかりと相談して、納得してから施術を受けるようにとのことでした。

 

 

今回の名医のTHE太鼓判は、全ての視聴者が対象になる非常に参考になる回でした。

なんと、ほぼ100%の人が老眼となり、また、白内障になるというかなりショックな内容だったと思います。

それでも、老眼にはモノビジョン法というコンタクトレンズで近方視力を挙げることができ、また、白内障についても、痛みの少ない最新の手術によりクリアーな視界を取り戻すことができるとのことで、少し安心もしました。

でも、できるだけ目に負担がかからないように、目を休める、目に良いものを食べるなど気を付けたいです。

 

 

最後までお読みくださいありがとうございました。

 

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