4/29の名医の太鼓判では、「名医が教える健康効果があがる料理ベスト10」がやっていました。
普段の家庭料理にひと手間加えると健康効果がアップします。
名医が教えてくれたレシピの中から、ここでは「たまごかけご飯」についてご紹介します。
目次
放送日時・概要
TBSテレビ
4/29 (月) 19:00 ~ 22:00
名医のTHE太鼓判!【名医が教える健康料理ベスト10】
出演者
・MC:渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
・レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
・ゲスト:小倉久寛、クロちゃん、くわばたりえ、関根麻里、瀬戸利樹、中山忍、村上弘明、村上都、山田親太朗
・教えてくれた先生方
医師 :大竹真一郎、大谷義夫、川村優希、丸田佳奈、森田豊
管理栄養士:赤石定典、伯母直美
料理研究家:水島弘史
家事テクニック:家事えもん
記憶力アップ「たまごかけご飯」
卵は完全栄養食と言われるほど栄養価が高く、1日に必要な栄養素の15種類を摂ることができます。
物忘れは、脳の栄養不足でも起こると言われていますので、栄養の王様とも言われる卵を食べることは脳にとって良いことです。
卵をご飯にかけることで、栄養価はさらにアップし、尚且つご飯単品で食べるよりも血糖値スパイクを抑制することができます。
黄身に含まれる「コリン」の効果
黄身に含まれる「コリン」という成分が、記憶力アップ、認知症の改善にも効果があるとされています。
コリンを摂取すると、記憶力や学習能力に関係する神経伝達物質が生成され、脳を活性化させるというのです。
また、アルツハイマー病予防や認知症予防が期待できる神経回路の機能向上の働きもあります。
コリンの含有量は他の食材と比べても圧倒的に多いのです。
・卵黄(生):680㎎
・鶏レバー(生):190㎎
・大豆(生):180㎎
・豚肉赤身(生):81㎎
※USDA/一般食品の含有量
コリンの弱点は熱に弱いという点です。
そのため、コリンを効率的に摂取するには生で食べるのが一番なのですが、そうするとメニューが限られてしまいす。
黄身を生で食べることができて、レシピが広がる調理法として「冷凍卵」が紹介されました。
冷凍卵の作り方
②冷凍庫で一晩ほど凍らせます
③完全に凍ると、白身が膨張して殻にヒビが入ります
④流水にあてながら殻をむくと凍った卵が出来上がります
⑤常温で1時間半置くと白身は解凍されますが、黄身は丸いままです
冷凍卵は、解凍しても黄身が丸く固まったまま半熟のようになるため、おにぎりの具に使うと、持ち歩けるたまごかけご飯になります。
その他、サンドイッチの具にしたり、工夫次第でメニューが広がります。
また、黄身は冷凍すると水分が抜け、たんぱく質同士が結合して硬くなり旨みが凝縮します。
熱を加えたわけではないので、コリンの量はそのままで、さらに旨みがアップするといういいことづくめの冷凍卵、ぜひお試しください。
※衛生面に十分注意して、解凍後に長時間経過した場合や味や匂いなどに違和感を感じた場合は食べるのを避けてください。
名医が教える健康効果があがる料理ベスト10
名医が教えてくれた健康料理のランキング結果です。
「たまごかけご飯」は5位でした。
第1位:全世代に効果発揮!スーパー健康食「スペアリブの生姜焼き」
第2位:血管が若返る「ニンタマス味噌汁」
第3位:中性脂肪が超激減「ラム肉餃子」
第4位:痩せる「大豆粉の唐揚げ」
第6位:お通じ改善「納豆ハンバーグ」
第7位:頭がよくなる「トマトカレー」
第8位:肝臓が若返る「キウイ+トンカツ」
第10位:脂肪のサビを落とす「お茶しゃぶしゃぶ」
こちらの記事もあります。
・記憶力チェックテストで認知症・MCIを早期発見!たけしの家庭の医学
・脳の萎縮をセルフチェック!色読みテストで「ながら力」年齢が分かる
持ち運べるたまごかけご飯はちょっとビックリでした(^^;
パンに挟んだり、サラダのトッピングなど、使い勝手がよさそうです。
またトロッとして美味しそうでした。
冷凍するだけなので、やってみようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。