薄毛&抜け毛の原因と対処改善・イワシ缶の効果・シャンプーの仕方|名医の太鼓判

薄毛女性 美容

男性はもとより、抜け毛や薄毛に悩む女性も増えています。

今回の「名医のTHE太鼓判」では、薄毛・抜け毛の原因と対処法が紹介されていました。

イワシ缶、シャンプーの仕方、最新のカツラ事情、注目の薬、最新医療などありましたが、その中で今回はイワシ缶を2ヶ月半食べた検証と、正しいシャンプーの仕方、最新ウイッグ事情をまとめました。

 

 

放送日時・概要

TBSテレビ
2月18日(月) 19:00~20:00
名医のTHE太鼓判!
抜け毛・薄毛に挑むヘアロス徹底検証SP

出演者

MC:渡部 建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:坪倉由幸(我が家)、仁支川峰子、中島ひろ子、南美希子
医師:森田豊、丸田佳奈、大竹真一郎、工藤孝文、浜中聡子

 

髪は健康のバロメーター

・体に必要な栄養素は、心臓や脳といった生命に関わる臓器で優先的に使われ、髪の優先順位は最後となるため、髪は健康のバロメーターと言われます(森田医師)。

・また、過度のダイエットは髪の質を悪くしてしまいます(丸田医師)。

 

薄毛の原因

我が家のイケメン担当である坪倉さん(41歳)は、26歳から薄毛に悩んでいます。

正面から見るとわかりませんが、頭頂部が薄くなっています。

原因を探ると以下のことが判明しました。

頭皮の血流が悪い

頭皮の血流が悪いことは薄毛の要因の一つであるようです。

坪倉さんの頭皮をマイクロスコープでチェックしたところ、明らかに血流が悪いことがわかりました。

EPAの不足

坪倉さんと、番組で40代以上の方のEPAの平均値を比較しました。

・坪倉さん:26

・40代以上の平均値:75

坪倉さんのEPAの数値は、圧倒的に低い値となっています。

また、EPAが血流のカギを握っているようです。(後述します。)

坪倉さんの場合、頭皮の血流が良くないことが原因で薄毛になっている可能性がありますが、その頭

皮の血流が悪い原因としてEPAの不足が挙げられそうです。

 

薄毛に効果的なEPAとムメフラール

青魚に多く含まれる「EPA」が薄毛に効く可能性と、梅干を加熱したときに生じる「ムメフラール」という成分が、血流を促進する効果があるそうです。

「EPA + ムメフラール」で薄毛改善に相乗効果が期待できます。

EPAの効果

イワシなどの青魚に含まれる脂肪には、お馴染みの「EPA」という血管をしなやかに開く成分が豊富に含まれています。

このEPAが血管をしなやかにすると、血流がサラサラになります。

すると、栄養素が毛根まで届くことになるということです(工藤孝文医師)。

EPAを摂る → 血管がしなやかになる → 血流がサラサラ → 栄養素が毛根へいきわたる → 薄毛改善が期待できる

 

ムメフラールの効果

梅干は加熱することで「ムメフラール」という成分が発生します。

この「ムメフラール」は血液が固まるのを防ぎ、血流が促進され、サラサラになることにより、頭皮に良い影響が期待されます。

 

 

生のイワシVSイワシ缶~EPAの含有量~

生のイワシとイワシ缶のEPAの含有量を比べると、100g当たり
・生のイワシ:780mg
・イワシ缶:2262mg
と、イワシ缶の方が約3.5倍もEPAの含有量が多いのだそうです。

これは、水揚げ後すぐに真空で缶詰にすることにより、栄養価が低下しないためです。

保存が効き、便利であるだけでなく、栄養価の点も「イワシ缶」に軍配が上がりました。

 

イワシ缶の検証

イワシ缶最強ということで、坪倉さんは2ヶ月半「イワシ缶」を食べて、薄毛が改善するかどうかの検証を行いました。

検証方法は、「1日1缶イワシ缶を汁まで食べる」というものです。

当初は缶詰をそのまま食べていた坪倉さんも、相乗効果を期待して梅干しを加えたアレンジ料理に挑戦していました。

■レシピ1・・・梅干イワシチャーハン~
(1)梅干に刻んだネギ適量を加えて、包丁でたたく。
(2)フライパンにご飯を入れて、イワシ缶の汁、たたいた梅干、イワシ缶を加える。
(3)3分間炒める。完成。

■レシピ2・・・サラダ、イワシ缶と梅干のソースをかけて~
(1)鍋にイワシ缶を入れ、梅干2個を投入し火をかける。
(2)皿にブロッコリースプラウトを盛りつけ、シラスを掛ける。
(3)さらにその上に(1)で煮た「イワシ缶+梅干」をかける。完成。

坪倉さんは、梅干しと合わせるとサッパリと食べられて美味しいと言っていました。

検証結果

2ヶ月半のイワシ缶生活に挑んだ坪倉さんの検証結果は次のようになりました。

まず見た目は、依然、うっすらと地肌は見えているものの、髪の密度が濃くなり明らかに改善しているようでした。

坪倉さん担当の美容師さんも「ハリ、コシ、太さが全然違い、びっくりしています。」とコメント。

また、EPAの数値も改善されていました。
・EPA:27 → 266 約10倍
・中性脂肪:163 → 116 基準値内へ改善

EPAの数値が改善される一方、中性脂肪の数値が悪くなるケースもあるようですが、坪倉さんの場合、中性脂肪についても基準値内へと改善されていました。

■結果
・2ヶ月半のイワシ缶生活で薄毛の改善効果がみられました。
・青魚の脂であるEPAは薄毛改善に期待大です。

 

 

抜け毛の原因

女優の中島ひろ子さんは、抜け毛に悩んでいます。

マイクロスコープで中島さんの地肌を確認してみると、洗い残しがあり、髪の毛の根元に皮脂が残ってしまっている状態でした。

頭皮に皮脂が残っていると毛穴が詰まり、炎症の原因となるそうです。

そして、その炎症が抜け毛などのトラブルの元となっているとのことです。

抜け毛改善:正しいシャンプーの仕方

番組で浜中聡子医師が教えてくれた正しいシャンプーの仕方です。

(1)シャンプー前の「湯洗い」
髪を濡らすというよりは、頭皮の汚れを洗い落とす意識で「湯洗い」を行う必要があります。
1分30秒ほどかけて湯洗いをするとよいとのこと。
これで汚れの8割は落ちます。

(2)シャンプーの泡立て
濡れた髪の毛は、一番弱い状態になっているそうです。
この弱い状態で、シャンプーを泡立てるために、髪の毛をこすることにより「切れ毛」や「抜け毛」の原因となってしまうとのことです。
シャンプーは手のひらや泡立てネットを使って、しっかり泡立ててから洗います。

(3)頭皮を洗う
髪の表面でなく、頭皮を指の腹で優しくマッサージするように洗います。
髪ではなく頭皮を洗うという意識で洗いましょう。

(4)すすぎ
もともと、髪の毛は下向きに生えているので上から流すのではなく、洗い残しの多い部分から流して全体をすすぐとよいそうです。
そのため、髪が生える向きと逆方向にすすぎ、最低でもシャンプーの時間の約2倍の時間をかけて流します。
すすぎ残しは髪や頭皮に過度のストレスを与えるので、しっかり流しましょう。

(5)乾かし方
頭皮を湿ったままにしておくと、常在細菌が必要以上に繁殖し、臭いや痒みの元になり、さらに炎症を引き起こす原因となってしまうそうです。
この状態が慢性化すると「抜け毛」や「薄毛」につながるとのことでした。
髪を洗った後、タオルドライの状態で放置したり、タオルを巻いておくのは良くありません。
洗髪後5分以内にドライヤーをかけてしっかり乾かすようにしましょう。

正しい髪の洗い方に改善したところ、中島さんの頭皮に残っていた皮脂もしっかり落とすことができていました。

洗い方次第で、頭皮環境の改善が期待できます。

 

ウイッグを活用

生え際や頭頂部の薄毛に悩む南美希子さんは、その対策としてウィッグを活用しています。

1分で装着できる手軽さがよく、また、複数持っていて、気分によってウイッグの色を変えたりしているそうです。

ウイッグ専門店のアクアドール横浜サロンの駒谷店長によると、ファッション用ウイッグは150gですが、医療用のものだと50gしかなく1日中付けていても軽くて負担にならない、とのことでした。

また、医療用ウイッグは軽いだけでなく通気性も重視されています。

根本的な解決策ではありませんが、薄毛に悩む方としては、一つの解決法として検討してみる価値はありそうですね。

ウイッグ専門店のアクアドール
↓ ↓ ↓
医療用AQUADOLLVENUSウィッグ

 

薄毛、抜け毛への対処法として、自ら実践できる方法が紹介されました。

イワシ缶で栄養を行きわたらせ、正しいシャンプーで頭皮の状態の改善を期待できます。

また、根本的な解決方ではありませんが、ウイッグという手もあります。

最近では、色使いなども豊富にあり、医療用なら軽いので、気分に合わせて選択できるウイッグも薄毛の対策として検討する価値があるかもしれませんね。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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