薄毛&抜け毛改善医療!薬ミノキシジル効果と副作用・PRP育毛治療|名医の太鼓判

薄毛男性 美容

最近は男性だけでなく、女性も抜け毛や薄毛に悩む人が増えています。

「名医のTHE太鼓判」で、薄毛・抜け毛の原因と対処法が紹介されていました。

イワシ缶、シャンプーの仕方、最新のカツラ事情、注目の薬、最新医療などありましたが、その中で今回は注目の薬、最新医療をまとめました。

 

 

放送日時・概要

TBSテレビ
2月18日(月) 19:00~20:00
名医のTHE太鼓判!
抜け毛・薄毛に挑むヘアロス徹底検証SP

出演者

MC:渡部 建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:坪倉由幸(我が家)、仁支川峰子、中島ひろ子、南美希子
医師:森田豊、丸田佳奈、大竹真一郎、工藤孝文、浜中聡子

 

髪は健康のバロメーター

・体に必要な栄養素は、心臓や脳といった生命に関わる臓器で優先的に使われ、髪の優先順位は最後となるため、髪は健康のバロメーターと言われます(森田医師)。

・また、過度のダイエットは髪の質を悪くしてしまいます(丸田医師)。

 

発毛剤「ミノキシジル」

注目の発毛剤として浜中聡子医師から紹介されたのは、「ミノキシジル」でした。

「ミノキシジル」は、元々は抹消の血管拡張薬であり、また、血圧を下げる薬として利用されていました。

血圧降下剤として「ミノキシジル」を飲んでいた患者の中に、髪の毛が増えることがあったことから、そこを応用してみようということになり、髪の毛の治療に使われるようになったとのことです。

医薬品においても、本来の用途だけでなく、副産物的に商品化できるとは”実に”興味深い話ですね。

発毛効果の仕組み

血圧を下げる薬である「ミノキシジル」ですが、なぜ発毛効果まで期待できるのでしょうか?

(1)「ミノキシジル」の血管拡張作用により、頭皮の血流が改善

(2)血流改善の効果により、毛根に積極的に栄養が供給

(3)発毛が促される

このような流れで改善が期待できるのだそうです。

 

使用方法と発毛の効果

発毛剤「ミノキシジル」は、薄毛の気になる部分に直接塗り浸透させます。

実際に治療を始めた人の8割に効果がみられるそうです。

実際に使用した人の話では、1日1回薄毛の気になる部分に塗りましたが、半年経過した段階で、日に日に髪の毛が生えてきているのが実感できるようになり、1年後、ボリューム感が出て、全く気にならなくなったとのことでした。

また、日本皮膚科学会も、「ミノキシジル」は発毛効果が認められる育毛剤として推奨しています。

気になる副作用は?

劇的な処方の効果も確認された「ミノキシジル」ですが、副作用があるようです。浜中医師が説明してくれました。

(1)体毛が濃くなる?

実際に、ゲストの南美希子さんが以前、トニックと飲み薬の両方の「ミノキシジル」を試したそうですが、生えて欲しくない鼻毛、指毛、すね毛がすごく濃くなり、ムダ毛の処理が大変になったそうです。

若い人ではそのようなことはありませんが、年齢が上がると代謝の関係で鼻毛などが伸びるようになるそうです。

また、女性は男性に比べると容量の調整がすごく大事なのだそうです。

 

(2)精力減退?

男性が心配する副作用としては、性欲の減退が挙げられるようです。

この点については、かなりの量を使用しなければ大丈夫とのことです。

 

「ミノキシジル」の使用にあたっては、医師や薬剤師に相談の上、適切に使用することが大切だとのことでした。

 

 

最新治療~PRP育毛治療~

最新の薄毛治療法であるPRP育毛治療は、自分の血小板を採取し凝縮して、薄毛の気になる部分に注射し、発毛を促す方法です。

血小板には、傷を修復して再生する能力があり、「PRP育毛治療」は、その血小板の再生能力を利用した治療法です。

この血小板を頭皮に注入すると、弱っていた毛を作る細胞が活発になり、元気な髪の毛が生えてくるとのことです。

1回の施術は約15分ほどで終わります。自分の血小板10CCを頭皮に注入し、約半年間、効果が持続するそうです。

頭皮への注射は痛い?

頭に注射されると思うと、なんだか怖いような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?

この最新治療を受けたのは、お笑いコンビFUJIWARAの原西さんです。

青山エルクリニックの杉野宏子院長の元を訪れました。

ピストルのような形状をした注射器でカチカチと原西さんの頭皮に血小板を注入していき、傍から見ていると痛そうですが、「全然大丈夫です。」とのことでした。

この注射器で使用されている針は、とても細く、ごく少量ずつ刺激の無いものを注入するため痛くないそうです。

治療結果は?

現在、40代後半の原西さんは15年程前から薄毛を気にするようになりました。

実際にマイクロスコープで頭皮の状態を確認したところ、細い毛も見られ、薄毛と診断されました。

最新治療法であるPRP育毛治療を受けること1回。結果はどうなったでしょうか?

施術してから1か月半後、画面でみても微妙ですが、本人も「(効果があるという)実感はない」とのことでした。

3か月経つと本人もコシが出てきたと実感していました。

マイクロスコープで頭皮を確認してみると、以前よりも太い毛が目立つようになっていました。

痛くなく、自らの血小板を使用することから、安心して施術を受けることができそうです。

このPRP育毛治療法、薄毛に悩む皆さんにとって一考の価値があるのではないでしょうか。

 

 

今回の「名医のTHE太鼓判!」を通じて考えさせられたことは、「薄毛の対策=血流改善」ということでした。

血流の改善は、薄毛だけでなく他の部分の健康にも深くかかわっていると思います。

髪は健康のバロメーターという先生の言葉を忘れずに、普段から髪のチェックをしているといいかもしれませんね。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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