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第3の血圧とは?中心血圧を測定した方がいい人は?主治医が見つかる診療所

主治医 健康

年代が高くなると血圧を気にする方は増えていきますね。

ご自宅で血圧を測定されている方も多いと思いますが、その血圧の値だけを信じている方は要注意だそうです。

心疾患になりやすいかどうかは、「第3の血圧」が重要だと言われています。

今回はその第3の血圧についてご紹介していきます。

 

 

放送日時・概要

テレビ東京

2019年2月14日(木)

主治医が見つかる診療所

人気専門外来の名医が緊急警告SP!
「便秘外来」「フットケア外来」「口臭外来」「高血圧外来」

出演

MC:草野仁、東野幸治、森本智子アナウンサー

ゲスト:大桃美代子、安東弘樹、藤本美貴、りゅうちぇる、武井壮

手島医院院長の南順一先生が第3の血圧について紹介しました。

 

高血圧について

高血圧の原因は、遺伝、加齢、塩分の摂りすぎ、ストレス、喫煙など多岐に渡っています。

また、高血圧と言われるのは、

最高血圧(収縮期血圧)が140以上

最低血圧(拡張期血圧)が90以上の状態のときです。

この高血圧の状態が続くと、心筋梗塞や脳卒中になってしまう危険性があります。

これらを予防するために普段の血圧を気にされている方が多いと思うのですが、より目安となる「第3の血圧」というものを南先生は教えてくれました。

 

第3の血圧とは?

最高血圧を第1の血圧、最低血圧を第2の血圧と言うのに対して、第3の血圧とは中心血圧といい、心臓付近の大動脈の血圧のことだそうです。

心臓に近い分、心筋梗塞や脳卒中などのリスクにいち早く対応することができます。

この第3の血圧と呼ばれる中心血圧は、通常の血圧よりも、心疾患に対する予測能力が高いのです。

中心血圧の測り方

以前は中心血圧を測定するために、腕や脚の動脈から心臓近くに管を入れる心臓カテーテル検査を行う必要がありました。

しかし、今はこの心臓カテーテル検査を行うことなく、専用の機器を使って腕で測定することで、中心血圧の推定値を測定できるようになりました。

中心血圧が高い人のリスク

中心血圧が高い人は心臓の壁が厚くなる傾向があり、将来的に心不全などの病気を引き起こしやすいので、突然死のリスクも高まります。

 

 

検証:ゲストの中心血圧で判明したリスクは?

番組では、ゲストの安東さんが中心血圧を測定していました。

中心血圧

安東さんの血圧は、最高血圧が149、最低血圧が92と、どちらも基準値を超えており、高血圧の状態でした。

更に中心血圧を測定してみると136でした。

中心血圧は、性別や年齢によって基準値は異なるのですが、安東さんにとっての基準値よりもこの136は高い数値を示す結果となってしまいました。

また、血管年齢も実年齢の51歳よりも高い80歳という結果でした。

※基準値
血圧の基準値 上140 下90
中心血圧の基準値 51歳の場合 102~125

エコー検査

血圧が心臓に及ぼす影響を心エコーで確認できるので、番組では心エコーを安東さんに行ってもらいました。

その結果、心臓の機能自体は良好でしたが、同年代の方よりも安東さんの心臓の壁は厚いことがわかりました。

南先生曰く、中心血圧が高い人は心臓の壁が厚くなる傾向があり、将来的に心不全などの病気を引き起こしやすいのだそうです。

 

中心血圧を測定した方がいい人

中心血圧を以前よりも簡単に測定することができるようになったとは言え、測定するためには専用の機器を使う必要があります。

しかし、中心血圧が高いかどうか簡単に判断する方法があります。

ご自宅などの血圧測定器で最高血圧と最低血圧を測定し、以下の計算を行います。

(最高血圧)-(最低血圧)

この差が60以上ある方は中心血圧が高い可能性があるのだそうです。

その場合は、一度医療機関に相談されるとよいでしょう。

 

高血圧でも薬を飲まなくてもいい人

高血圧になると普段から薬を飲んで血圧をコントロールする必要があると思いますが、

薬以外でコントロールできれば、まだ薬を飲まなくてもいい方もいるそうです。

例えば塩分が原因である高血圧の方であれば、塩分を控えた食生活+毎日血圧を測って記録を行う

ということを1か月継続してもらいます。

これにより1か月後血圧が低下していれば薬を飲まなくてもいい場合もあるそうです。

 

 

高血圧も生活習慣病の一つです。

まず、食事の減塩や積極的に運動を行ってみることが大事ですね。

「第3の血圧」というのを初めて耳にした方も多いと思います。

これをきっかけに、血圧や健康についてより興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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