たけしの家庭の医学|認知症予防!サウナの入り方・脳の血流増加でやる気を取り戻す!

サウナ 認知症

 

認知症を予防するのにサウナが有効なのだそうです。

サウナの効果と効果的な入り方についてご紹介します。

 

 

放送日時・概要

テレビ朝日
10月15日(火)夜7時~
「名医とつながる!たけしの家庭の医学」
認知症を防ぐ生活習慣&スーパー食材

サウナの入り方を教えてくれた先生は、国際医療福祉大学教授 前田眞治先生です。

 

サウナの効果

2017年にフィンランドの大学で、約2000人を対象とした研究結果が発表されました。

サウナに週4日以上入る人と、そうでない人を20年にわたり追跡調査をした結果です。

サウナに週4日以上入る人は、認知症発症数が約66%も少なかったのです。

 

なぜサウナがいいの?

脳の血流と認知症の関係

サウナに定期的に入ると、脳の血流が増えて神経細胞を刺激するため、神経細胞が活性化し、加齢による細胞の減少が食い止められると考えられています。

サウナによる血流量アップ

では、どのくらい血流量がアップするのでしょうか?

1秒間に頸動脈から脳に流れ込む血液の速さを計測した結果は次のようになります。

平常時は秒速61㎝です。

・ウォーキング10分:秒速71㎝
・10分のお風呂(41℃):秒速130㎝
・サウナに10分:秒速210㎝

サウナに入ったときが圧倒的に血流量がアップしていますね。

 

 

効率的なサウナの入り方

サウナは「温冷交代浴」という入り方が効果的です。

①シャワーを浴び身体をお湯に慣らす

②タオルで身体を拭き、水気をしっかりとる
身体に水分があると、蒸発に時間がかかり体温が上がりにくくなる

③80℃のサウナに入る(約10分程度)
無理はせず、汗ばむ程度が目安

④水風呂にはいる30秒程度
慣れないうちは肩までつかる必要はない

サウナ「温冷交代浴」の2つの効果

サウナの2つの効果
・脳の血流量を増やす
・脳をリラックスさせ神経細胞が活性化

サウナで温まり水風呂に入ると、サウナで拡張し血流が増加した血管が、水風呂で収縮を始めます。

すると、身体にこもった熱によって再びゆっくりと血管が広がります。

それにより、血流が良くなるとともに副交感神経が優位になりリラックス状態になります。

「リラックス」は脳にとってとても大切なもので、リラックスしていると神経細胞は活性化するのだそうです。

 

自宅で行う方法

近くにサウナがない場合、自宅で同じ効果を得られる方法があります。

①41~42℃のお湯に約15分つかる
少し汗をかく程度に身体を温める

②30℃の低温のシャワーを約30秒浴びる
③2回繰り返す

これなら家でもできそうです。

 

 

サウナの効果は?

番組では、73歳の女性が1週間の検証を行っていました。

脳の神経細胞が12%減少して、頸動脈から脳に流れ込む血液の速さを測ったら秒速41㎝でした。

※70代基準値秒速47~69㎝

1週間毎日サウナに入ったところ51.1㎝に改善しました。

意欲も低下して、家の中の掃除もままならない状態でした。

サウナに入るようになって1週間、10年ぶりに家の中の片づけをして、意欲も戻ってきたようでした。

 

注意事項

なお、以下の注意がありました。

・脱水予防のため、水分補給はこまめに

・心臓病など循環器疾患をお持ちの方は医師にご相談ください

 

 

サウナは体に負担をかけるので、あまりよくないのでは?と思っていましたが、認知症に効果があるとは驚きでした。

物忘れも増えてきてちょっと心配なわたし。

家でできるなら、やってみようかな。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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