むくみを改善する弾性ストッキングとは?どこで買える?|名医の太鼓判!

名医の太鼓判 健康

運動不足や塩分の過剰摂取が招く「むくみ」。

このむくみを「弾性ストッキング」と「減塩」によって解消します。

「名医のTHE太鼓判!」で紹介された内容をまとめました。

 

 

放送日時・概要

名医のTHE太鼓判!
TBSテレビ
1月7日(月) 19:00~20:00

テーマ:冬の不調!むくみ・めまい・骨粗しょう症を撃退SP

MC: 渡部 建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:アンジェラ佐藤、高橋真麻、松本伊代、渡辺美奈代
医師:新井基洋、大竹真一郎、久道勝也、丸田佳奈、森田豊

 

ダン性ストッキング???

番組では、むくみを改善するものとして「ダン性ストッキング」が紹介されました。

「志茂田景樹さんの履いているストッキング?」とボケるFUJIWARAの原西さん。

もちろん、「ダン性」とは「男性」ではなくて「弾性」ということでした。

むくみに「弾性ストッキング」の着用を勧めるのが、久道勝也医師(足の総合病院 理事長)です。

 

弾性ストッキングとは

番組で久道勝也医師が紹介した「弾性ストッキング」とは、ベージュ色の靴下のようなものですが、力を入れないと伸びない生地でできています。

医師によって処方されるもので、市販されているものよりも強力なため、病状によってリスクとなる場合があります。

そのため、医師の診断のもとに使用するものになります。

「弾性ストッキング」を着用すると、足首の部分が最も圧迫が強く、上にいくに従い圧迫が弱くなります。

この構造により、血液を押し上げるポンプ作用を促すのです。

 

弾性ストッキングの着用

弾性ストッキングは「むくみ外来」で処方してもらいます。

力を入れないと伸びない「弾性ストッキング」ですが、履き方のコツは、

(1)かかとをつまみ、裏返す。
(2)はき口を広げ、つま先・かかとを入れる。

とのことです。

また、就寝時には脱いで良いのだそうです。

これは、体を横にしているときは、体の水分が循環しやすいためとのことです。

 

むくみの大敵「塩分」!

むくみの原因として、塩分の摂りすぎも挙げられます。

塩分には、水分をひきよせる性質があります。

このため塩分を摂りすぎると、細胞と細胞の間に水分量が増え、むくみが生じることになるそうです。

ちなみに厚生労働省によると、塩分摂取量の目標値は1日7g未満(女性の場合)とのことです。

 

減塩の仕方

番組では以下の方法を紹介していました。

(1)しっかりとった濃い出汁を醤油などの調味料の代用とする

(2)調味料は、「黒」から「白」へ代える
ソース、しょうゆ、和風ドレッシングなどの「黒いソース(調味料)」と、マヨネーズ、タルタルソース、フレンチドレッシングなどの「白い(ソース)調味料」では、「白いソース(調味料)」の方が、塩分が薄いのだそうです。

それぞれのドレッシングの1食あたりの塩分は次の通りです。

 

フレンチドレッシング0.5g < 和風ドレッシング0.6g < 中華ドレッシング0.8g

フレンチドレッシングが一番塩分が少ないとのことでした。

また、塩分を控えることは重要ですが、「適度な運動も必要です。」とのことです。

 

 

弾性ストッキングと減塩の効果は?

番組では、むくみに悩むアンジェラ佐藤さんと渡辺美奈代さんがむくみ改善に取り組みました。

お二人とも「むくみ外来」を受診し、弾性ストッキングの処方と減塩の栄養指導を受け、1週間の検証です。

減塩

■アンジェラさんの食生活

むくみに悩むアンジェラさんですが、それもそのはず、という食生活でした。

炊飯器いっぱいに炊いた五合のご飯に醤油をこれでもかというくらい注いで混ぜると、さすが大食いの女王、そのまま1つの巨大なおにぎりを作りました。

このおにぎりを移動中のバスの中で、ものの10分でペロリと完食!

このおにぎりに含まれていた塩分の量は、なんと26g(約4日分の塩分量)でした。

↓ ↓ ↓

栄養指導により、しょう油の代わりに濃い目の出汁で炊いたご飯で巨大おにぎりをつくって食べていました。

巨大おにぎりについての栄養指導は入らなかったのでしょうか???(^^;

これにより24gの減塩に成功しました。

 

■渡辺さんの食生活

こちらも焼き魚1切れの皮の部分にたっぷりと1.5gもの塩をふりかけたり、また、サラダのドレッシングには中華ドレッシングを使っていました。

↓ ↓ ↓

フレンチドレッシングに代えて減塩を図りました。

 

弾性ストッキング着用

■アンジェラさん

着用するとすぐに「すでに脚のマッサージを受けているよう。気持ちいいですね。」とのことでした。

また、ウォーキングしていても「歩くたびに気持ちいいですね。」ともおっしゃっていました。

 

■渡辺さん

コンサートで3時間立ちっ放し、その後握手会で座りっ放しの状態が続きました。
通常であれば同じ姿勢を続けていると、むくみが気になるようですが、弾性ストッキングの着用により、「締めつけ感はあるけど、楽ですね。」とおっしゃっていました。

 

むくみ対策の結果は?

むくみ解消にチャレンジしたアンジェラさんと渡辺さん。結果はどうなったでしょうか?

スタジオで久道勝也医師によって検証されました。

~検証方法~
・ふくらはぎの部分を押したときの圧迫痕の有無を見る
・足首とふくらはぎの周囲の長さを確認する
の2点です。

~効果~
対策前はアンジェラさん、渡辺さんともに圧迫痕が深くのこっていましたが、対策後は圧迫痕は残りませんでした。
この結果より、二人とも、むくみは解消されたことが確認されました。

また、足首とふくらはぎの周囲も測定しました。

足首ふくらはぎ
アンジェラさん-2.1㎝-3.2㎝
渡辺さん-0.9㎝-2.5㎝

定量的にも改善されたことが確認されました。

 

まとめ

むくみの改善のポイント
・「弾性ストッキング」を履く
・塩分摂取を控える

弾性ストッキングについて
・医師の処方を受ける

塩分について
・塩分が水分を引き寄せるので、減塩を心がける
・女性の場合、1日の塩分摂取量は7g未満
・味付けは濃い目の出汁を活用する
・黒い調味料よりも白い調味料が減塩には有効

 

 

お正月休みは、運動不足やおせち料理で塩分の摂りすぎにもなりがちで、むくみが気になる時期です。
小まめに動いたり、出汁を上手に使って塩分の摂り過ぎにならないようにしたいですね。

番組で紹介された「弾性ストッキング」は、市販の物よりも圧の強い医療用なので、医師の処方が必要です。
あまりむくみがひどい場合には、病院で相談することも検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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