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医者がやってる風邪対策「予防法と対処法」ひきはじめ・マスクの外し方|名医の太鼓判

風邪 健康

名医の太鼓判「名医の健康法を実践したら…本当に健康になるのか!?大検証」で紹介された、先生方の風邪の予防や対処法についてまとめました。

 

 

放送日時

名医のTHE太鼓判!

TBS:12/3 (月) 19:00 ~ 22:00

名医の健康法を実践したら…本当に健康になるのか!?大検証

あなたと家族の健康を守ります!

・風邪予防の健康法…プールで5分間泳ぐ! 本当に免疫細胞が増えるのか…検証】

 

◆出演

MC:渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ

レギュラー :児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)

ゲスト:浅香唯、麻木 久仁子、内山信二、クロちゃん、嶋大輔、高橋真麻、坪倉由幸、仁支川峰子、久本雅美、和田アキ子

医師:赤石定典、池谷敏郎、大竹真一郎、大谷義夫、小林瑠美、戸田佳孝、丸田佳奈、森田豊

 

風邪のひきはじめの対処法「5分間泳ぐ」

呼吸器内科の大谷義夫先生が実践している風邪の対処法は、ひきはじめにプールで「5分間泳ぐ」です。

 

なぜ?

風邪の初期に5分だけプールで泳ぐと、体の中にある免疫細胞(NK細胞)が活性化します。

水泳は全身運動なので、短時間で効果があります。

 

風邪を他の人にうつさない?

風邪は、接触感染と飛沫感染で感染します。

プールの水は塩素消毒されているので、水中で接触感染、飛沫感染をすることはありません。

また屋内プールは湿度が高いので、風のウイルスが浮遊することもなく、飛沫感染のリスクも少ないのです。

 

風邪のひきはじめとは?

ちょっとノドが痛い、寒気がする、倦怠感があるなど「風邪ひいちゃったかも」と感じる程度の状態です。

38℃の熱があるなどはダメですが、大谷先生は37℃くらいの状態なら泳ぐそうです。

 

検証

水泳をする前のNK細胞の数値が、5分水泳したあとは、次の通り増えました。

男性55歳:324μl ⇒ 526

男性61歳:328μl ⇒ 348

女性63歳:213μl ⇒ 298

 

NK細胞が活性化して、免疫力がアップしていました。

激しい運動では免疫は低下してしまいますが、軽度な運動は免疫をアップさせるというデータが報告されているそうです。

普段泳ぎ慣れていない人は、15分くらいのウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動でOKとのことでした。

 

 

風邪をひかない予防法「顔を触らない」

消化器内科 大竹真一郎先生が風邪をひかないためにやっていることは「絶対に顔を触らない」です。

 

なぜ?

風邪の感染ルートは、飛沫感染と接触感染です。

飛沫感染は、咳やくしゃみで飛んだウイルスからうつります。

接触感染は、風邪のウイルスがついた手で触った物や人からうつります。

不特定多数の人が触るドアノブやつり革、エレベーターのボタンなどが感染源のことが多いです。

風邪で一番多いのは接触感染。

風邪のウイルスが手についた状態で、鼻や目をこすると、ウイルスが体に入って風邪に感染します。

手にはどうしてもウイルスがついてしまうため、接触感染しないように顔を絶対に触らないようにしています。

 

マスクの外し方

接触感染を避けるために、マスクを利用するのは有効です。

ただし、マスクにはウイルスがついているので、外すときに注意が必要です。

マスクを外すときは、手が顔に振れないように、耳にかけたゴム紐を小指で外すようにします。

外したらマスクは処分して、手を洗います。

マスクの表面には、飛沫を浴びたウイルスがたくさんついているので、触らないようにします。

 

風邪予防と症状緩和に「漢方でうがい」

内科・循環器科 池谷敏郎先生は、風邪予防と症状緩和のために、漢方薬「桔梗湯」でうがいをして、そのまま飲む、という方法を行っています。

漢方薬「桔梗湯」は、のどの痛みや腫れを抑える効果が期待できます。

ぬるめのお湯で溶いて、これでうがいをして飲みます。

ちょっと驚きでしたが、うがいをすることでのどの炎症に効いて、痰を切る働きもあり、成分を余すところなく体に取り入れることができます。

 

風邪をひいたときの汗は?

風邪をひいたときに汗をかくという対処はいい、というのは間違いです。

あえて頑張って汗をかくのは脱水になってしまい、体にとっては良くありません。

 

ビタミンCは風邪に効くは嘘?

風邪になってからビタミンCを摂ってもあまり意味がないそうです。

どちらかと言えば風邪予防にはなりますが、もっと言えばビタミンCよりビタミンⅮの方が、風邪予防、呼吸器感染症、インフルエンザ予防になるとのこと。

食材では魚やキノコを食べる、日光にあたることでもビタミンDが生成されます。

手のひらを夏5分、冬20分日光を浴びればよいとのことです。(関東の場合)

 

 

さて、いかがだったでしょうか?

風邪は万病のもとといいますから、ひいてしまう前にしっかり対処するのがよいようです。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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