健康ブームの中、最近人気の豆乳ですが、「調製豆乳」「無調整豆乳」「豆乳飲料」といろいろ種類があり、どれを飲んでいいのか迷います。
そもそも何が違うのでしょうか?
「調製豆乳」「無調整豆乳」「豆乳飲料」のそれぞれの違いと、飲み方をご紹介します。
目次
放送日時・概要
林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル
「豆乳」驚きの健康パワー
テレビ朝日
11/19 (火) 19:00 ~ 20:54
出演
MC:林修
進行:松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
学友:秋元真夏、飯尾和樹、伊沢拓司、磯村勇斗、久間田琳加、名取裕子
講師は東京農業大学の上原万里子先生です。
豆乳とは
豆乳は、水につけた大豆をすり潰して、煮たものを絞ったものです。
絞り出したものが豆乳になり、これににがりを加えると豆腐になります。
豆乳の栄養と健康効果
豆乳の健康効果は主に
・筋肉をつくる
・がん予防
です。
たんぱく質が豊富なため、筋肉をつくるための栄養になります。
たんぱく質は同じ量の牛乳よりも多いのです。
また、大豆イソフラボンががん予防の効果が期待できます。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
乳がんは女性ホルモンが過剰に働いた場合に、乳がんのリスクを高めると言われていますが、女性ホルモンの働きを抑え、乳がんのリスクを下げる効果が期待できるとのこと。
また男性は、前立腺がんのリスクを下げる効果が期待できるそうです。
無調整豆乳とは
「無調整豆乳」は、大豆を絞ったままで添加物なし、味などの調整をしていない豆乳になります。
100gあたりのカロリーは約46㎉です。
調製豆乳とは
砂糖や塩を加え、飲みやすく味を調製しています。
100gあたりのカロリーは約64㎉です。
「調製」「無調整」どちらを飲む?選び方は?
「無調整豆乳」の方が、カロリーが低く、たんぱく質も多いです。
健康のため、筋肉のためには「無調整豆乳」がおすすめです。
カロリーの面で言えば、最近は「調製豆乳」で、低カロリーのものも販売されています。
豆乳飲料
豆乳に果汁や香料を加えたものになります。
最近は、きなこ味やバナナ味、コーヒー風味など約30種類くらいあります。
効果別豆乳飲料
いろいろな味の豆乳飲料がありますが、特に便秘と高血圧におすすめの豆乳飲料をご紹介します。
便秘には「きなこ豆乳」
便秘にはきなこ豆乳がおすすめです。
きなこも大豆でできていますが、豆乳の製造過程でなくなる食物繊維をきなこが補ってくれます。
高血圧には「黒ごま豆乳」
高血圧には黒ごま豆乳がおすすめです。
豆乳に含まれるイソフラボン自体にも血圧を抑える働きがあります。
さらに、黒ごまにはセサミンが含まれています。
セサミンには抗酸化作用があり、血圧を下げる効果が期待できます。
相乗効果で高血圧におすすめです。
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豆乳は海外でも飲まれています。
特にアジア圏で人気のようで、タイでは日本の3倍以上豆乳が飲まれているそうです。
ちょっとビックリです。
ちなみに調製豆乳と無調整豆乳は、よく見ると漢字が違います。
「製」と「整」
気がつきませんでした(^^;
最後までお読みくださりありがとうございました。