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林修の今でしょ講座|キムチの健康効果で大腸元気!塩分や乳酸菌の種類は?

キムチ 健康

「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」で、「キムチ」「カニかま」「玉ねぎ」の3つの食材を取り上げていました。

このうち、ここでは「キムチ」について紹介された内容をまとめました。

「キムチ」は、日本の漬物生産量19年連続1位なのだそうです。

日本ですっかりメジャーな漬物になりました。

この「キムチ」に含まれる乳酸菌が、腸内環境を整え、大腸を老けさせないパワーがあるというのです。

 

 

番組内容・放送日時

林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル

テレビ朝日

9/25 (火) 19:00 ~ 21:48

■冷蔵庫にあった上位20品目の中から、名医が健康長寿の秘訣として注目した「たまねぎ」「キムチ」「カニかま」の3つの食材を徹底分析!
1.大腸を老けさせない最強食材「キムチ」
2.「カニかま」は筋肉を作る最強食材だった!
3.「玉ねぎ」で血流改善

■出演者
MC:林修、松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
先生:白澤卓二(キムチ)、谷本道哉(カニかま)、西村弘行(玉ねぎ)
生徒:足立梨花、安藤なつ、飯尾和樹、伊集院光、キムラ緑子、酒井美紀、高橋英樹

 

なぜ腸内環境を整えるのが大切なの?

腸内環境を整えることは、健康維持に大切だと言われています。それはなぜでしょうか?

免疫細胞の約70%が腸にいるので、腸内環境を整えることは、免疫力を維持したり高めたりする効果を期待できます。

腸内環境が悪化して大腸が老けると、免疫力が低下して風邪や感染症にかかりやすくなるため、健康長寿の大敵になるのです。

 

腸内の細菌の種類

腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在しています。

・善玉菌:体に良い

・悪玉菌:体に有害

・日和見菌:どちらにも属さない。日和見菌は、腸内で優勢な菌に加勢します。

理想的なバランスは、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7です。

 

日本の大腸がんの死亡率

日本では、女性のがんの死亡率第一位は大腸がんです。男性も第三位と高いです。

食事が欧米化して、昔と比べると、日本人が摂る食物繊維の量が減ってしまいました。

そのため、腸内環境が悪化したことが、大腸がんが増えた要因の一つと言われています。

腸内環境を整えて、免疫力を高めることが大腸がんの予防に役立ちます。

 

キムチが大腸を老けさせない理由

キムチに含まれる乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えるので、大腸を老けさせない効果が期待できるのです。

 

 

そもそもキムチってどんな漬物?

よく食べられるようになったキムチですが、そもそもキムチはどんな漬物なのでしょうか?

その作り方を見てみると

①野菜を塩漬けにする

②唐辛子、にんにく、魚醤、塩辛などをまぜ薬味を作る

③塩漬けした野菜に薬味をつけ数日発酵させる

このうち②の薬味が特徴で、魚醤や塩辛など、動物性のものが使われています。

この薬味が美味しさの秘密でもあり、乳酸菌が増える環境を作っています。

 

白菜には、乳酸菌はほぼ含まれていませんが、キムチにすることで、1gに1億個以上に増えます。

これは、薬味が乳酸菌が増える環境を作っているからです。

 

乳酸菌の種類

乳酸菌には植物性のものと、動物性のものがあります。

動物性で代表的なものがヨーグルトです。

キムチは植物性になります。

 

ヨーグルトとキムチの乳酸菌量を比べてみます。

・ヨーグルト1g=約6千万個

・キムチ1g=約1億個

キムチの方が乳酸菌の量が多いです。

 

また、

・動物性乳酸菌は、酸に弱く胃酸や胆汁により死滅するものが多い

・植物性乳酸菌は、酸に強いので腸まで届きやすい

という特徴があります。

キムチの乳酸菌は、生きたまま腸に届きやすいのです。

 

生きた乳酸菌は、腸内で悪玉菌と戦い、善玉菌を増やす働きがあります。

 

気になる塩分は?

キムチが体によいことは分かりましたが、気になるのは塩分です。

 

意外にもキムチの塩分は少ないのです。

薬味のうまみ成分で味が濃く感じるだけで、塩分は少ないのです。

また、キムチの漬け汁には、水溶性ビタミンや乳酸菌が含まれているので、汁ごと食べるのがおすすめです。

とは言え、食べすぎはよくないので、1日50gを目安に食べるとよいでしょう。

 

100gあたりの塩分量

キムチ 2.2g

白菜の塩漬け 2.3g

たくあん 2.5g

福神漬け 5.1g

きゅうりのぬか漬け 5.3g

高菜 5.8g

梅干し 22.1g

 

最強乳酸菌を発見!

キムチがもつ乳酸菌「ラクトバチルス・サケイHS-1」は、1999年に発見されましたが、2010年の実験で、免疫を活性化する力がビフィズス菌の約100倍あるということが分かりました。

ビフィズス菌の100分の1の量で、同等の免疫力を高める効果が期待できるのです。

また、この乳酸菌は死んでも免疫力を活性化させる力が期待できるとも言われていて、今後の研究に期待されています。

 

まとめ

・キムチの乳酸菌は大腸を老けさせない

・キムチの乳酸菌は、生きたまま腸に届きやすい

・キムチがもつ最強乳酸菌「ラクトバチルス・サケイHS-1」は、ビフィズス菌の100分の1の量で同等の免疫力を高める効果が期待できる(今後の研究に期待)

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

キムチの健康効果が分かったところで、引き続き次の記事で、キムチの栄養を効率的に摂る食べ方をご紹介します!

⇒ 林修の今でしょ講座|キムチの栄養を効率的に!名医おすすめ食材ベスト3

よろしければ、こちらの記事も合わせてご覧ください。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

それでは、健やかで、若やかな日々を!

 

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