「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、身体の老化をストップさせる食材として緑茶が紹介されていました。
緑茶なら身近な食材ですし、取り入れるのも簡単です。
飲む量など、番組の内容をご紹介します。
目次
放送日時・番組概要
名医とつながる!たけしの家庭の医学
テレビ朝日
1/22 (火) 19:00 ~ 21:48
・名医おすすめ!冬に嬉しい食材&飲み物
・全身の老化を止める科
体内のサビを取り去る医学界注目の老化ストップ成分『ケルセチン』とは?
出演
司会:ビートたけし
アシスタント:澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
ゲスト:原日出子、森尾由美、天野ひろゆき、ガダルカナル・タカ
先生:新潟大学大学院 南野徹先生
体の老化とは?
人間の身体は細胞から作られていますが、高血圧、高血糖、たばこ、暴飲暴食、睡眠不足、精神的ストレスなどさまざまな要因で、身体にサビのようなものが溜まります。
このサビが細胞の働きを弱めます。
南野先生は、老化とは、働きの弱ったサビた細胞が溜まっているようなものと説明されました。
身体の老化ストップ食材は緑茶!
緑茶には、「ケルセチン」という植物由来のポリフェノールが含まれています。
この「ケルセチン」が体内のサビを取り除く成分として、医学界で今注目をされています。
ケルセチンとは
サビが溜まり老化した細胞は、体内でしつこく生きています。
そのサビが溜まった細胞を殺してくれるのがケルセチンです。
ケルセチンは、サビた細胞だけを殺し、正常な細胞は殺しません。
マウスの実験では、ケルセチンを投与すると
・1.4倍長生き
・腎臓や心臓の機能も老化の度合いが少ない
・血管を軟らかくする
・心臓の働きが改善
・認知症の改善や肺の病を改善
などの結果が報告されているそうです。
どれくらい飲めばいい?
ケルセチンは野菜や果物にも含まれていますが、豊富に含まれているのは緑茶、特に煎茶です。
先生がすすめるケルセチンの1日の摂取量は100㎎。
これは、レタスなら14玉、ピーマンだと30個食べる必要があります。
煎茶なら1日3杯とのことですが、約40gの茶葉を使用した場合、約100㎎のケルセチンを摂取できるそうです。
他にウーロン茶、紅茶にも豊富に含まれています。
市販のペットボトルのお茶でもOKです。
ケルセチンの検証&結果
体内のサビの量が基準値を上回っていた67歳の女性が、検証に挑戦しました。
■検証の仕方
・緑茶を1日3杯のむだけ(煎茶、紅茶、ウーロン茶、ペットボトルでもOK)
・期間は1週間
・お茶を飲む以外は、食事制限や運動などはしないで今まで通りの生活
■結果
1週間後のサビの量の数値
検証前:9.26 ⇒ 検証後:4.92
※基準値5.0
結果は、基準値内におさまりました。
期間が短いのでお茶の効果だと断言はできないとのことですが、かなり希望の持てる結果ではありますね。
■注意点
・無理なく適量を1ヶ月以上摂取する
・お茶にはカフェインも含まれているので飲み過ぎには注意を
緑茶で老化が防げるなら、こんなに嬉しいことはありません。
ペットボトルのお茶でもよいし、紅茶やウーロン茶でもOKとのことなので、気分によって変えられますね。
手軽で簡単、続けられそうです。
最後までお読みくださりありがとうございました。