せっかくウォーキングするなら、効率的に効果的に行いたいです。
正しい歩き方、効果的な時間帯、食事のことなど、林先生の今でしょ講座で紹介されていた正しいウォーキングのポイントをまとめました。
目次
ウォーキングの効果
人の筋肉の70%は下半身に集中しています。
太ももの筋肉を鍛えれば、筋力アップだけでなく、代謝があがり脂肪燃焼効果も上がります。
ウォーキングは、脚の使い方次第。
正しく歩くと、太ももの筋肉が効率的に鍛えられ、筋力アップ&ダイエット効果も高まります。
また、腕を振り上半身も使うので、肩こり改善も期待できます。
間違った筋肉の使い方では、筋肉がつきません。
また腰痛などの原因になるので注意です。
筋肉をつけるための正しいウォーキング
脚の出し方
筋肉をつけるには、股関節を動かして歩くのが良いのですが、股関節を意識する必要はありません。
股関節は骨盤と脚のつなぎ目なので、太ももがきちんと動いていれば股関節も動きます。
■ポイント
・脚は真っすぐに前に出す
・腰がぶれないように
■NG
直線上を歩くモデル歩きは、脚の運びが内側になり、腰もブレるのでNG。
腰がぶれると腰痛の原因に。
また、股関節が股関節が使えていないので、むくみやすくなり、脚が太くなります。
歩幅
歩幅は2歩分が理想です。
太ももの筋肉をしっかり使うことができます。
歩幅が大きすぎると、重心が不安定になり姿勢が悪くなってしまいます。
歩幅が小さいと、太ももの筋肉があまり使えません。
足裏のつき方
足のつき方が悪かったり、ドンドンと地面をたたくように歩いたりすると、足への衝撃が強くなり関節を痛める原因になります。
正しい足裏のつき方は、踵からついて、つま先から抜けるのですが、この時に踵を強くついたり、つま先で地面を蹴るようにしてはいけません。
足裏全体でドンとつくのもよくありません。
踵からついて、足裏を滑らかにローリングするように地面に順番につけていき、つま先はスルッと抜きます。
地面を蹴らないように意識するといいでしょう。
つま先で蹴るようにして歩くと、太ももではなくふくらはぎを使います。
ふくらはぎが鍛えられ太くなるので、脚が太くみえてしまいます。
先生によると、ふくらはぎは足首を固定するためのもので、鍛える必要はないとのこと。
腕の振り方
腕の重みを使って振り子のように、後ろに振りながら歩きます。
腕は後ろに振ると、肩甲骨が動き肩こり解消につながります。
歩く時間帯
効率がいい時間帯は夕方です。
夕方は人間の体温が最も高くなる時間帯です。
体温が高いと血液の流れがスムーズになり、筋肉も動きやすくなります。
筋肉が動くほどカロリーの消費量も増えます。
朝しか時間が取れない場合は、食事をして体温をあげ、食べてから1時間ほど時間をあけてから歩くといいとのこと。
夜のウォーキングは、交感神経を活発にさせてしまい、睡眠の質を下げてしまいます。
効果的なコースと歩く時間
平坦な道を歩くよりも、階段や坂道などアップダウンがあるコースがおすすめ。
平坦な道よりも約3倍の効果があります。
例えば、階段を20分上り下りするのは、平坦な道を1時間歩いたのと同じくらいの効果が期待できます。
少し息があがり、会話がしづらい程度に心拍数をあげて歩くのがポイント。
心拍数が上がっていないと、有酸素運動にはなりません。
休憩を入れて合計30分以上、週に3日以上歩くのが効果的です。
ウォーキング前後の行動について
ストレッチ
・歩く前のストレッチは立ったまま行う(動的ストレッチ)
・歩いた後のクールダウンには、寝転がったストレッチでもOK(静的ストレッチ)
お風呂の入り方
運動で興奮している状態で熱いお風呂に入ると、さらに興奮を高めてしまいます。
また、熱いお湯に入ると、血管が収縮し血液の循環が悪くなります。
血液の循環が悪いと筋肉の修復を妨げてしまいます。
ぬるめのお湯、熱くても40℃前後の温度で、ゆっくりとつかるのがいいでしょう。
シャワーなら37℃~38℃の温度で5~10分程度がベストです。
食事
運動前には糖質を摂るのがおすすめです。
糖質は体を動かすためのエネルギーです。
体に溜まった脂肪は糖質がないと燃焼しません。
糖質を摂らないと、脂肪燃焼効果が減少し、ダイエット効果も下がってしまうのです。
先生が焚火に例えて、糖質は薪、炎が脂肪だと言っていました。
糖が脂肪を燃やす火種(薪)なので、糖がないと脂肪は燃えません。
運動前のおすすめメニューとして、以下のものが紹介されました。
・たまご納豆ごはん
・たまごサンドイッチ
・豆腐入りみそ汁
・りんご
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目的や自分なりのルールを作って、ゲーム性を持たせるなど、楽しみながら歩くのもポイントだそうです(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。