葬儀&相続トラブル回避!やること&準備・お葬式費用を安く!ソレダメ

生活

実は少し前から興味のあった「お葬式」のこと。

私は50代です。

親の年齢のことが、ときどき頭にふっとよぎるようになりました。

40代、50代になると気になり始める人は多いのではないでしょうか?

また、自分自身のこととして、考え始める人もいると思います。

そんな時、ちょうどTVでお葬式や相続についてやっていたので情報をまとめました。

 

 

放送番組

テレビ東京

3月13日(水)よる6時55分から

ソレダメ!~料理の超常識クイズ!尿漏れ&頻尿!葬儀&相続トラブル解決SP~

アドバイス
・日本エンディングサポート協会 佐々木悦子 理事長
・弁護士 小堀球美子先生

 

亡くなって10ヶ月以内にやること

人がなくなって、10カ月以内にやることは大きく分けて次のようになります。

①葬式(3日前後の間に)

②遺品整理

③相続(10カ月)

 

お葬式までにやること

お葬式までを3日間と仮定して、やることが次のように紹介されていました。

1日目(亡くなった日)

・死亡診断書の取得
・近親者への連絡
・葬儀社やお寺の手配
・遺体の搬送と病院の退院手続き
・お通夜、葬式の打ち合わせ

 

2日目(お通夜の日)

・死亡届、火葬許可証手続き
・お通夜

 

3日目(お葬式当日)

・お葬式
・出棺、火葬
・初七日
・葬式費用の支払い

 

そのご家庭の事情で、必ずしも3日間とは限りませんが、お葬式までにやることが沢山あることは事実です。

それに、そうそう経験することではないので、分からないことも多いと思います。

大切な人が亡くなったというのに、いろいろな現実が襲ってきますね。

 

 

トラブル回避のために注意すること

予め知っているとトラブルになりません。

番組で紹介された注意するポイントをまとめました。

死亡診断書

・コピーを10部とる

様々な手続きで必要になるので、10部くらいコピーをとっておくとよいとのことです。

死亡診断書は、死亡の事実を知った日から7日以内に市区町村窓口に提出します。

その他、様々な手続きで必要になります。

<死亡診断書が必要な手続き>

①死亡届の提出
②生命保険金の請求
③死体火葬許可の申請
④雇用保険受給者資格証の返還
⑤携帯電話の解約
⑥国民年金の遺族基礎年金請求
⑦労災保険の葬祭料請求
⑧国民年金の寡婦年金請求
⑨船員保険加入者の葬祭料請求
⑩厚生年金の遺族厚生年金請求
⑪健康保険加入者の埋葬料請求
⑫労災保険の遺族補償給付請求

 

銀行

・亡くなった人の口座は、相続が完了するまでは凍結される

・相続完了までは、家族であっても、印鑑と通帳があっても引き出しはできない

相続が完了するまでは、銀行からお金を引き出すことはできません。

また、相続が完了し、引き出す際は次のような書類が必要になるとのことです。

<引き出しに必要な書類>
※遺言書と遺産分割協議書のいずれもない場合

①被相続人の除籍謄本又は戸籍謄本
②法定相続人全員の戸籍謄本
③法定相続人全員の印鑑証明書
④法定相続人全員の同意を確認できる書類(金融機関により異なる)
⑤被相続人の実印
⑥被相続人の銀行印、通帳、キャッシュカードなど
⑦払い出しをする人の身分証明書

 

ただ、葬儀費用や生活費などに困るということで、7月から新しい「仮払い制度」というのが始まるそうです。

 

預貯金の仮払い制度

2019年7月から始まる新しい制度です。

・法定相続分の3分の1が先にもらえる

・ただし上限は150万円

法定相続分の3分の1を払い戻しの請求ができますが上限が150万円なので、例えば法定相続分が200万円あっても、150万円までしか請求できません。

新しい制度なので、必要な方は各銀行で確認してくださいとのことです。

 

格安のお葬式「直葬」

お葬式を格安で行う方法として「直葬」というものがあります。

直葬とは?
・通夜、告別式を行わない
・火葬場の空きを待ち、火葬場だけで済ませる
・費用は15~30万円ほど

 

「直葬」というものがあるのですね。

初めて知りました。

首都圏では5件に1件が直葬なのだそうです。

私も自分のときは「直葬」で十分と思いました。

遺言に書いておこうかしら(^^;

 

 

今から準備しておくこと

その時になって困らないように、今から準備しておけることとして、生前に次のことを聞いておくとよいそうです。

①友人、知人の連絡先

②携帯電話、パソコン等のパスワード

③デジタル遺産のIDやパスワードなど

 

友人、知人の連絡先

友人、知人の連絡先を聞いておけば、年賀状などで探す手間がなくなりますね。

それに誰に参列して欲しいのか、本人の気持ちを汲み取ることができます。

 

携帯電話、パソコン等のパスワード

携帯電話のパスワードは、ショップでも本人以外は解除できないとのことです。

携帯電話やパソコンなどに情報を保存している人は多いと思います。

パスワードがないと、それらの情報も確認できません。

 

デジタル遺産

ネット証券などをデジタル遺産というようです。

なるほど、今の時代だからこその遺産ですね。

ネット証券は株券がないので、全体を把握するのが難しいというのが怖いところです。

プラスなのかマイナスなのかも分かりません。

またこれもパスワードがないと情報を見たり、引き出したりすることができません。

これも生前に聞いておくようにしましょう。

・ID
・パスワード
・メールアドレス
・口座番号
など

 

後に遺される人のためにもこれらの情報は、私自身のことも整理して、どこかに保管しておこうと思いました。

 

葬儀代

葬儀にかかる費用は高額です。

日本消費者協会の「第11回葬儀についてのアンケート調査」報告書2017年によると、葬儀にかかる費用は次のようになっています。

全国平均額は約196万円

<内訳>
・通夜など 約120万円
・寺院費用 約46万円
・飲食費 約30万円

 

想定よりも参列者が増えたために、葬儀代も見積もりよりかかってしまったというのはよくあること。

そんな事態に準備しておけるのが、「葬儀社の会員」になっておくことです。

 

葬儀社の早割り

葬儀社に会員登録をして、月々料金を払っておくと、葬儀代の割引が受けられるサービスです。

葬儀社によってサービスが違うので、各葬儀社に問い合わせましょう。

 

小さなお葬式 新バナー

 

入門編という感じですが、知らないことばかりだったので、いろいろ勉強になりました。

結局のところ、何事も日頃のコミュニケーションと事前の準備が大切なのだと思いました。

参列して欲しい人の連絡先、万が一のときのパスワード、葬儀社の会員登録・・・こういう話がちゃんとできる家族でいることも大切ですね。

なお、番組の内容をまとめたものなので、あくまでも参考です。

正確なことを知りたい方は、各所へお問い合わせください。

 

 

資料を上手くつかう

お葬式のことをもう少し具体的に知りたいと思ったら、葬儀社から資料をもらっておくことをおすすめします。

何が必要で、何が省略できるのか、金額に何が含まれているのかなどが分かるので、いざという時に慌てなくて済みます。

私はNHKで取り上げられていた『小さなお葬式』で資料を取り寄せました。

 

小さなお葬式パンフレット

 

エンディングノートが一緒に入ってきたので、それも参考になりました。

資料は無料です。

営業などの連絡もありませんので(^^;、知識を入れるのに役立つと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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